変形性膝関節症の検査・診断法について

検査や診断の種類について

変形性膝関節症と診断するためには、関節液検査とX線検査が重要です。

 

変形性膝関節症の関節液検査

関節液検査は、患部、つまり膝に注射器をさし、そこから関節液という液体を抜き取ります。

 

この関節液は、正常な場合には少し黄色がかった透明な液体です。しかし、変形性膝関節症やリウマチなど、骨に異常がある場合には、関節液は黄色く濁っています。

 

医者

 

また、膝の関節の部分で化膿している場合には、関節液から海が取れる場合もあります。光にかざしてみることで、脂肪酸の量を調べ、骨の異常を調べることもありますよ。たくさんの脂肪酸が浮かんでいる場合には骨折をしている場合があります。

 

色の他に、関節液の粘りけも変形性膝関節症かどうかの判断の材料になります。抜き取った関節液を親指と人差し指ではさみ、どれくらい粘るかを調べます。粘り気が強いほど変形性膝関節症の可能性が強くなります。

 

変形性膝関節症で骨の状態を調べるために

X線検査では骨の形状を調べます。この検査で直接映りはしませんが、骨の周辺の軟骨組織や筋肉の状態も推測します。

 

ただし、X線だけではどうしても骨の細かい状態がわかりません。そのため、骨の病気が疑われる場合にはCTで骨の内部を見たり、MRIによる詳しい検査をおこないます。

 

MRI検査では人体や半月板の損傷や変形をしっかり確認することができます。特に、軟骨の損傷部分やコラーゲンの減少、水分不足などを細かく見ることができます。そのため、MRI検査をすることでこれからの治療の方針を定めることができます。

 

そのほかの診断方法

そのほかには、視診や触診も行います。触診では、基本的に患者の足を動かしたり、姿勢を変えたりした時の痛みの反応を調べます。

 

また、医師や理学療法士が素手で筋肉の動きを調べる検査もあります。当然、これらの検査は専門医が行わなければ危険なので、自己判断で行うのはやめましょう。

 

関連ページ…変形性膝関節症 - Wikipedia